検診

最近、女性誌など婦人科検診の大切さが取り上げられる機会が多くなり、以前に比べて女性の意識も高まってきたように思いますが、
HPを読んで下さっている皆様は定期的に婦人科検診を受けていらっしゃいますか?

近年、女性を取り巻く社会環境は、大きく変化してきています。女性の社会進出に伴い価値観はますます多様化し、
ライフスタイルも変化、女性に特有の病気にも明かな変化が認められるようになってきました。
過剰なストレスや生活習慣の悪さが月経不順、月経前症候群(PMS:生理前の不快な心身症状)、月経困難症(はげしい生理痛)を悪くし、
さらには更年期の若年化、長期化といった問題にまで発展してきています。ダイエットで極端に体重が減少し、
それが原因で卵巣機能が停止し女性ホルモンが分泌されていない女性も増加しています。また性行動の多様化、低年齢化がすすみ、
正しい知識を持たないまま性行為を繰り返すことで性行為感染症が増加する一方で、女性の出産回数は減少の一途で、
それが子宮内膜症や卵巣がんの増加の一因になっています。

「生理痛がひどくて会社を休まないといけない時がある。子宮内膜症や子宮筋腫などの病気があるのではないか」
「仕事が忙しくてストレスも深刻、体調もお肌もずっとさえない。よく考えれば月経も不順だし、婦人科に問題でもあるのでは・・・」
こうした不安を抱えながらも、日常生活の忙しさに追われて、あるいは、婦人科を受診することが不安で、
心身の不調をそのままにしている女性は少なくないと思います。

土居先生photo
病気によっては今後の人生に大きな影響を与えるものもあります。それだけに、
女性の皆様にはもっとご自身のからだの変化に敏感になっていただき、健康状態を知っていただきたいと思います。
当院では婦人科一般の検診と自律神経や血管老化などの特殊な検査、職場検診や自治体検診では
行われない血液検査なども組み込み、きめ細かく心身の 健康チェックを行っております。
当クリニックの婦人科検診の大きな特徴としまして、カウンセリングの時間を十分にとって
ご病状をわかりやすく行っています。
それでは当院の4つの検診をご紹介いたします。
各検査につきましては後述でその内容を詳しく説明をつけましたのでご覧下さい。
尚、単品検診もお受けできます。
婦人科基本検診
子宮筋腫や子宮内膜症、子宮頸がん、卵巣のう腫、性行為感染症、卵巣機能低下など若くてもかかる婦人科疾患の有無を確認できる検診。20歳代から40歳代半ばまでの年齢層で下記の症状が気になる女性向けの検診です。 婦人科系の大部分の病気を調べることができる充実した検査内容になっております。
対象
 気になる症状はないけれど1年に1回は婦人科を中心とした健康状態をチェックしたい女性
 生理以外に不正性器出血がある女性
 月経不順(月経周期が短い、長い、不規則など)、無月経(3ヶ月以上生理がこない)の女性
 月経の出血量が多い、月経のときにレバー状の塊が出る、月経量が極端に少ないなど月経の出血量に気になる症状がある女性
 月経痛が重い、月経ではない時にも下腹痛、腰痛、排便痛、性行為痛などの痛みがある女性
 月経前に心身の不調(PMS:月経の前になると体がだるい、精神的にいらいらしたり憂鬱になる、肌荒れが目立つなど)のある女性
 おりもの、外陰部のかゆみが気になる女性
 性行為感染症が心配な女性
 女性ホルモンの分泌量、バランスなど卵巣がきちんと働いているかどうか知りたい女性
 ニキビや乾燥、しみ、シワなどお肌のトラブルの原因が女性ホルモンなど婦人科系にあるのではないかと心配な女性
 ピルを長期間内服している(あるいはする予定のある)女性
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ブライダル検診
対象
 結婚の機会に健康状態を確認したい方
 近々妊娠を希望されている方
検査内容・費用はこちら
ピル検診
ピルを安全に内服していただくための健康管理と副作用の早期発見を目的とした簡易検診です。
対象
 低用量ピルを1年以上内服している、あるいは1年以上内服する予定のある女性
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